今回の記事は、
ショートヘアにした時に
えりあしが浮くのがイヤ、、、
そんなえりあしをどうにかするために
えりあしを刈り上げてみたら
後悔してしまった。
そのような方向けの記事です。
あなたがえりあしを刈り上げたのは
このような理由からではないでしょうか?
・いつも浮くえりあしをどうにかしたかった
・短くするなら刈り上げた方が良いと言われた
・刈り上げるのが効果的と知ったから
でも実際に刈り上げてみたら、、、
その時はよかったけど、
髪の毛が伸びてきた時に
今まで以上にモサモサして変になってしまった。
そのような思いをしてしまったことないでしょうか?
今回の記事に登場するお客様は、
実際にそのような経験をしたことのある方です。
津郷が過去に投稿した
こちらの記事を見てご来店してくださりました。↓
今回は実際のビフォーアフターも
ご紹介させていただきますので、
〝えりあしの浮きで悩んでいる〟
〝えりあしを刈り上げて後悔している〟
そのような方は最後までご覧ください。
えりあしを刈り上げたその後に感じたこと
えりあしの浮きで悩んでいます。
そう言われていたお客様。
ご来店される前に
メッセージでご連絡をいただきました。
その際に
悩まれていたことは
えりあしが浮いてシュッとしないこと
です。
実際に写真も送ってくださりました。
たしかに
えりあしが浮いてしまっています。
そのようなえりあしをどうにかするため、
過去にはえりあしを刈り上げたこともあるそうです。
でもその時のことを振り返ると、、、
良い感じになるのはその時だけ、、、
浮くのがイヤだと伝えても
えりあしがシュッとしたことはないんです。
とのこと。
そのように悩まれている
いまの状態をどうにかさせていただきたい。
そのような想いで担当させていただきました。
ここから解説していくことは
- 前半
-
なぜえりあしを刈り上げたらダメなのか
- 後半
-
えりあしの浮きを解決した方法
です。
では、
まずはなぜ刈り上げたらダメなのか。
についてです。
浮くえりあしを刈り上げるデメリット
浮くえりあしをどうにかするために
刈り上げる場所は
上方向に生えている髪の毛です。
なので、
えりあしを刈り上げると浮く髪の毛がなくなるため、
その時はえりあしがシュッと収まりやすくなります。
しかし、良いのはその時だけです。
刈り上げていた上向きに生えていた髪の毛が
伸びてきた時には
浮きあがるパワーMaxの状態で
ほかの髪の毛を上に押し上げてしまいます。。。
そのため、
刈り上げていた髪の毛が伸びてきた1~2ヶ月後は
今まで以上にえりあしが浮きやすくなっています。
なので、
どんなに家でセットを頑張ったとしても
えりあしが良い感じになることはなかったのです。
では、
すでに刈り上げてしまっていて
いま悩んでいる場合は、
どうしたらいいのでしょうか?
刈り上げられた髪の毛をどうにかする方法
ここで大切になることは、
えりあしの髪の毛の
上に浮きあがろうとするパワーを弱めてあげることです。
刈り上げたばかりの時は
えりあしの浮きは気にならないと思います。
大切なのはその後です。
1~2ヶ月ほど経ち、
徐々にえりあしが浮きやすくなってきた時のことです。
そのタイミングで
美容室にカットに行き、
えりあしの髪の毛の量を適度に減らすことで
浮くパワーを弱めることができます。
カットでヘアスタイルは変わる
えりあしの浮く生えグセに悩まされ続けてきたお客様。
上記のことを意識して
担当させていただきました。
すると、
このようにえりあしの浮きも気にならなくなりました。
カットしてヘアスタイルを変えることで
こんなにもえりあしがシュッとするようになりました。
カットによって
えりあしは浮きやすくもなるし、
浮きにくくもなります。
切った時のこと“だけ”で考えたら
浮く髪の毛を全て刈り上げる方法は
良い方法だと思います。
しかし、
髪の毛は毎日少しずつ伸びています。
ずっと切りたての状態をキープすることはできません。
だからこそ、
あなたのライフスタイルに合わせて
ステキな状態をキープしやすい方法で
カットすることが大切になるんです!
(※1~2ヶ月以内で定期的にカットする場合は
えりあしを刈り上げても浮きが気になる前にカットできます。)
そしてもう1つ大切なこと。
家でおこなうセットやお手入れでクオリティーアップ
美容室での施術によって
えりあしが浮きにくい土台ができあがった
その後に大切になることは
家でもこのような髪型を再現できるかどうかです。
刈り上げが伸びたままの状態の時は、
家でどんなにセットをしてもキマらないことと思います。
でもそれはシュッとした髪型にするための
土台が整っていないからです。
カットによって髪型の土台が整うと
家でおこなうセットも簡単になります。
これだけでキマるようになります。
ここまでのこの記事の内容を読み、
髪の毛を切ることが大切ということが
伝わっていましたら幸いです。
ただこの時に注意していただきたいことがあります。
なによりも大切なこと
それは、
髪の毛をただ切ったら良いわけではなく
適切に切ることがなによりも大切
ということです。
とりあえずカットしたら
えりあしの浮きが改善されるというわけではなく、
えりあしの浮きを抑えるために
えりあしの浮きが収まりやすくなるように
カットすることが大切なのです。
その点を踏まえた上で、
美容室に行った時に失敗しにくくする方法があります。
美容室に行った時の注意点
絶対に避けていただきたいことがあります。
それはこちらです。
・えりあしの浮きで悩んでいることを伝えないこと
さきほど記載した
えりあしの髪の毛の量を軽くして解決する方法は、
あくまで今まで
えりあしの浮きグセで悩んでいる多くの方々を担当してきた経験をもとに
今回のお客様の場合に
えりあしの悩みを解決するためにベストだと考えている方法です。
ですが
今の髪型の状態によっては、
えりあしの浮く髪の毛のパワーを弱めるために
どのような施術をおこなうことがベストなのかは
大きく変わります。
そして、
美容師さんによっても
この考え方は変わります。
なので、
えりあしの浮く生えグセで悩んでいることを
担当の美容師さんに伝えずに
ただ単に「髪の毛の量を軽くしてほしいです。」と、
そのことだけを伝えてしまうと
あなたのオーダーの意図と
美容師さんの認識との間にズレが生じてしまい、
思い通りの髪型にならない可能性が増します。
そのことを考えると
カウンセリングのタイミングで
担当の美容師さんに
なぜそうしたいのか
その理由を伝えることが大切になります。
では、最後に。
えりあしに浮く生えぐせがあってもショートへアにできる
えりあしに浮く生えぐせがあるから。
という理由で
えりあしがシュッとしたショートヘアにすることを
諦める必要はありません。
しかし、
どのようにカットしてもらうかが
何よりも大切になります。
刈り上げで対処してしまうと、
その後伸びてきた時に大変になってしまいます。
僕は、カットしたその瞬間だけ
ステキになれるショートヘアではなく、
カットした1ヶ月後や2ヶ月後も
お客様にはステキな髪型や姿でいていただきたい。
と思っています。
だからこそ、
ぼくはどのような方法を用いて、
どのようなヘアスタイルにするのかを
大切にしています。
えりあしの浮く悩みを
美容室での施術によって解決したい方は
こちらの記事もご覧ください↓
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