バッサリとショートヘアにしたら失敗。お直しカットともう後悔しないために

そう言われる女性と
このように言われる女性がいます。

この２つのお客様の声ですが、

実は、、、
同じお客様からの声なんです。

一体、何があったのでしょうか？

ショートヘアにして後悔。

お客様からご来店前に
メッセージをいただきました。

その内容は
このようなものでした。

勇気を出して
ショートヘアにチャレンジしたのに、
後悔してしまったのはとても辛いことと思います。

このメッセージをいただいた時、
僕も胸が痛くなる思いでした…

そのような経験をされてしまった
お客様からのメッセージには続きがありました。

先日カットして
後悔したショートヘアのお直しを
お願いしたいとのことでした。

ショートヘアにして失敗した原因

現在の髪型の状態をお伺いすると、

女性らしい感じではなく、
ボーイッシュな感じになってしまった
とのこと。

今までの経験上、

そう言われる方に
共通している髪型の状態は
このような感じです。

• 段がたくさん入っている
• シルエットが四角くなっている
• 毛先がスカスカorパツっと重たい
• 髪の毛がまとまらない

逆に言うと
そのよう状態を改善することで、
ショートヘアにして後悔している自分から
ショートヘアを楽しめている自分に変わることができます。

ショートヘアがお気に入りに変わった私

先ほどのお客様が
ショートヘアの修正に来てくださり、
実際に施術をさせていただきました。

その数か月後。

再びメッセージをくださりました。

お客様に喜んでもらいたい。
髪型を気に入ってもらいたい。
さらに素敵になってもらいたい。

そう思いながら、
お客様を担当させていただいているので、
このようなメッセージをいただけた瞬間は
ホッとする気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです。

ぼくはショートヘアを
楽しみたいという想いで
ご来店されるお客様を多く担当させて
いただいている背景があるため、

ショートヘアにした時に

• 思っていたのと違った
• 切らない方が良かったな…と思ってしまった
• 私には似合わないのかな？
• 私の髪質、骨格ではできないのかな？

という風な
悲しい想いをしていただきたくないです。

ショートヘアにして〝後悔〟しないために

冒頭のメッセージをくださったお客様の場合、
メッセージの内容から

• 理想としていたショートヘアがある
• 可愛い雰囲気のショートヘアが好き

ということがわかります。

でも現状は、

• 思っていたショートヘアと違う
• ボーイッシュなショートヘアになってしまった

という状態です。

このようなことに
ならないために大切なことは、
バッサリと切る時に、
美容師さんと髪型のイメージの共有が
できているかどうかです。

イメージのすれ違いが起こっていた場合は
思い描いていたようなショートヘアに
ならない可能性も大きくなります。

しかし、
逆にイメージの共有がうまくできていると
理想のショートヘアにできる可能性も高まります。

(あと、ショートヘアが得意な美容師さんにお願いすることも大切！！)

やってみたい髪型を叶えるために大切なこと

それは、

• 今の髪型で感じている悩み
• 理想としている髪型
• クセ、毛量、太さなどの髪質
• 絶壁、丸顔などの頭のカタチ
• 前髪やえりあし、つむじなどの生えグセ
• 髪型やファッション、メイクなどの好み
• 人柄などの醸し出している雰囲気
• 普段のライフスタイル
• 家でのお手入れ、スタイリングの方法

などを把握することです。

これらのことを
カウンセリングを通して
お伺いしたり、話をしていく中で感じながら
どのような髪型にするのが良いのか
決めています。

しかし、
お客様が上記の内容を
すべて美容師さんに伝えることは
とても難しいことと思います。

なので、お客様が美容師さんに伝える際に
おさえておいてほしい３つの項目があります。

それは、

• 今感じている髪の悩みを伝える
• 理想としている髪型を伝える
• ライフスタイルを伝える

です。

これらの内容を美容師さんい伝えるだけでも
失敗する可能性は大きく減るかと思います。

今感じている悩みを伝える

普段、
家で髪の毛のお手入れやセットをしていて

• やりにくいなと感じていること
• ここがもっとこうなったらいいのにと
  思っていること
• 今までに美容師さんに言われたこと

などを伝えることで
美容師さんも髪を切るときに
その悩みを解決できるように
施術をすることができるようになります。

理想としている髪型を伝える

最終的なゴール地点となる
髪型を明確に伝えることも大切になります。

できれば、
言葉でフワッと伝えるよりも
理想的な髪型の写真を探して
美容師さんに見せることで
イメージの共有がしやすくなります。

この時、
1枚に絞る必要はないので、
やってみたいと思った髪型の写真は
何枚でも大丈夫です。

(長さの違う髪型の写真だったとしても
髪型のテイストからお客様の好みを判断することができます。)

余裕があれば、
やりたくない髪型の写真も見つけておくと
その髪型をさけてもらいやすくなります。

ライフスタイルを伝える

朝、髪の毛のセットする時に
かけることのできる時間や
自分でできるセットの方法を伝えることも
大切になります。

美容室帰りに
キレイな髪型になることはもちろんのこと、
次の日からもキレイな髪型でいられることも
重要です。

そのために、
家でできることを予め伝えておき、
その範囲内で再現できる髪型にしていただくことで
明日からも髪型を楽しむことができるようになります。

上記の内容を
カウンセリングのタイミングや
予約のメッセージをするタイミングで
美容師さんに伝えることを
意識してみていただけたらと思います。

(KOS+では、
LINEで予約いただく際には
メッセージを記載することができるので、
LINE予約が便利です)

理想と現実のギャップを解消する方法

ここからは
美容師さんに委ねる部分が大きくなります。

上記の内容で
理想的な髪型と現状の悩みが明確になり、
美容師さんとの間で
共有もできた状態になります。

理想の髪型を叶えるためには、
現状とのギャップを解消する必要があります。

そのために必要なことが
実際の施術で何をどのように行うかです。

例えば

• パツッとした毛先を解消するためにカットをする
• クセ毛でも扱いやすいように縮毛矯正をする
• ふんわりとした髪型にするためパーマをする

など、理想の髪型にするための
プロセスが該当します。

この時に注意してほしいことは

絶対にカットだけ！という風に
実際に何を行うのか決め切った状態で
美容室に行かないようにすること。

カットのみで解決できる場合もありますが、
カットのみだと解決しきれない場合もあります。

その判断は、
実際に髪の状態を見ながら
カウンセリングをしてみないと
正確なことが言えません。

美容師さんによっても
カウンセリングの結果、
導き出される答えは違います。

なので、
美容師さんとのイメージの共有や
カウンセリングでの共有が欠かせないのです。

(KOS+では、
LINE予約の際に悩みに対して、
どのようなメニューが必要なのか
相談したい旨を伝えていただけますと
必要となりそうなメニューをお伝えすることもできます。)

ショートヘアを楽しむために

お客様にショートヘアなどの
髪型を楽しんでいただきたい。

そのような想いで
お客様に携わらせていただいております。

なぜなら、
髪型１つで気持ちは大きく変わる
そう思っているからです。

ぼくはお客様にショートヘアにして
悲しい思いをしてほしくないです。

勇気をだしてチャレンジしたり、
憧れを持ちチャレンジしたり、
ワクワクした気持ちでチャレンジした
ショートヘア、

やっぱり、
「チャレンジして本当に良かった！！」
と、思っていただきたいです。

そのためにも
ぼく自身さらに技術力を高めて、
お客様の憧れを叶えられる美容師に
なっていきたいなと思います。

今回の記事で
ご紹介させていただいたお客様には
ショートヘアを気に入っていただけただけでなく、
再びショートヘアにしたいと思っていただけて
本当に良かったです(^^)

これからまたショートヘアを
楽しんでいきましょう♪

任せてくださり、
本当にありがとうございました。