くせ毛の女性の方々にとって、美容室でカットした後にどのような髪型になるのかは気になることですよね。
あなたは日々のセットが大変だったり、くせによるうねりや広がりに悩んだりすることもあるのではないでしょうか。
そのようなお悩みがあるが故に、ショートヘアにすることを諦めたこともあるのではないでしょうか?
そこで、そのお悩みを解決するために、今回の記事でご紹介したいことが「ショートヘア」と「縮毛矯正」の組み合わせです。
くせ毛で悩む女性にとってのショートヘアと縮毛矯正の相性の良さと成功の秘訣についてご紹介します。
くせ毛で悩むショートヘアの女性を多く担当してきたその経験を活かして解説していきます。
くせ毛に悩むあなたに理解していただきやすいように実際の施術事例もご紹介しながら分かりやすい解説を心掛けていきます。
あなたにもこれからは髪型を楽しめる日々を送っていただきたく思います。
では、さっそく解説していきます。
ショートヘアの魅力
ショートヘアは朝のセットも夜のお手入れも簡単です。
そのため、朝の忙しい時間帯でも簡単にセットすることができます。
夜のお手入れも簡単に行うことができます。
ですが、くせ毛で悩んでいるあなたに髪の毛が長かったときやくせ毛のままショートヘアにしたときのことを思い出していただきたいです。
朝に出かける準備をしているタイミングで、髪の毛のセットがうまくいかず、髪型を鏡を見たときに思わず
「もう髪の毛のセットは諦めよう」
そう思って髪の毛を結んだり、帽子をかぶったりして、髪の毛を隠して出かけたことはありませんか?
しかし、ショートヘアならそのようなことで悩まないようにできます。
ショートヘアの良いところはこれ!
ショートヘアの場合、ドライヤーで乾かすだけで簡単にまとまり、スタイリング剤をつけるだけで可愛い髪型にセットできます。
なので、朝のセットにかかる時間を短縮でき、手軽にセットができるので、人気が高いです。
また、ショートヘアにすることで、印象とともに気持ちも変わります。
ショートヘアにすることで、ショートヘアだからこその可愛い印象、キレイめな印象、若々しい印象を与えることができます。
この変化は、ロングヘアのままでは味わえなかったことになります。
今まで、ずっと同じ髪型にしていた方も思い切って髪型を変えることで、周りの方々からの見られ方が変わります。
そして、雰囲気の変わった自分の姿を見て、自分の気持ちも変わります。
今までと違った、ウキウキしている自分、ワクワクしている自分、ルンルンな自分がいることと思います。
という風に、ショートヘアにすることで、新しい自分といつもと違う気持ちの自分を発見することができます。
では、くせで悩みのある女性の場合はどうなのでしょうか?
くせ毛女性にもショートヘアは魅力のある髪型!?
くせ毛の女性は、朝のセットに時間がかかってしまったり、どうしても思い通りのヘアスタイルにならなかったりと、悩みが尽きません。
そのため、髪の毛を結ぶ毎日を送っていたり、帽子をかぶったり、セットがキマらない髪型に切なさを覚えている日々を送っているのではないでしょうか?
しかし、本当は、
髪型を変えたい!印象も変えたい!可愛い髪型にしたい!
そう思っていませんか。
そんなあなたにオススメしたい髪型が、ショートヘアです。
なぜなら、ショートヘアはくせ毛でも楽しめる髪型だからです。
朝、髪の毛のセットをすることで、今までと違った髪型にする事ができます。
毎日、髪の毛を結ぶだけの日々から解放されます。
毎日、キマらない髪型に悲しむ日々から解放されます。
そして、ショートヘアにすることで、印象も一新されます。
今までとは違った髪型を楽しめる喜びを感じることもできます。
そんな自分になるために、あなたがとれる選択肢はこの2つです。
- くせ毛を活かしてショートヘアにする
- くせ毛を抑えてショートヘアにする
今回の記事では、②のくせ毛を抑えてショートヘアにする方法について解説していきます!
①のくせ毛を活かす方法についてはこちらの記事をご参照ください↓
くせ毛を抑えてショートヘアにするのは、縮毛矯正をあててくせ毛をストレートヘアにすることで叶えます。
しかし、日々美容師をしていて感じることは、縮毛矯正に対してマイナスイメージを抱えている方がとても多いということです。
なので、実際のところショートヘアと宿毛矯正の相性はどうなのか?
そのことについて解説していきます。
ショートヘアと縮毛矯正の相性
縮毛矯正は、くせ毛で悩む女性にとって救世主となりうる存在です。
それほど多くの、大きなメリットのある施術になります。
しかし、ショートヘアに縮毛矯正をあてる際には、注意も必要です。
なぜなら、くせ毛で悩んでいる女性たちから以下のようなお話を聞くこともあるからです。
縮毛矯正に潜んでいるデメリット
今回の記事では、デメリットも包み隠さず、お伝えさせていただきます。
- 髪の毛がまっすぐになりすぎて、自然な丸みのある髪型にできなくなることもある
- 髪の毛がダメージしてしまうこともある
- セットが難しくなることもある
これらのことは、どれもショートヘアを楽しむためには致命的となる、デメリットです。
上記のような状態になってしまうと、このようになってしまいます。
例えば、ショートヘアにしたとき
- 不自然に毛先がシャキーンとなり、四角いシルエットの髪型になったり、おかっぱぽい髪型になる
- 髪の毛に大きなダメージが加わり、パサパサになったり、ギシギシする
- 朝のセットも大変になり、思い描いていたような髪型にセットできなくなる
実際にそれらのことで、悩まれていたお客様もいました。
(上記の状態を防ぐための対策とシャキーンとなってしまった場合の対処法については後述します)
それにも関わらず、なぜ縮毛矯正のことを救世主と比喩したのでしょうか?
それには理由があります。
縮毛矯正をオススメする理由
それは、ショートヘアにするときに、縮毛矯正をすることで得られるメリットが多くあるからです。
- お手入れやセットがしやすくなる
- くせ毛だからこそのうねり、広がり、ハネなどで悩まなくなる
- 自然な丸みのある髪型を楽しめるようになる
- 髪の毛にツヤがでる
- 髪質をキレイにできる(髪質改善できる)
どれもショートヘアを楽しむためには、欠かせない大切なことばかりです。
しかし、先ほど挙げた縮毛矯正のデメリットと矛盾していますよね。
では、そのどちらが正しいのでしょうか?
その答えは、どちらとも正しいです。
なぜなら、どのような縮毛矯正をあてるのかによってデメリットが強調されることもメリットが強調されることもあるからです。
くせの種類や強さなど、髪の毛の状態に合わせて、適切に縮毛矯正をあてることで、ステキな髪型にできます。
では、そのためには何に気をつけたらよいのでしょうか?
そのことについて解説していきます。
ショートヘアと縮毛矯正でイメチェン成功のための秘訣
縮毛矯正は、自分の髪質やクセを理解し、適切なヘアケアとセットを行うことで、美しく仕上げることができます。
縮毛矯正をすることで、くせ毛で悩んでいた女性はセットの幅が広がり、髪の毛がキレイにまとまるようになります。
毛先もシャキーンとせずに、自然な丸みのある髪型にすることができます。
そして、縮毛矯正とショートヘアを合わせるからこそ、叶えられるステキな髪型があります。
しかし、縮毛矯正を失敗してしまうと、毛先がシャキーンとしたり、髪の毛がダメージしたりして、思い通りのセットができなくなってしまうことがあります。
だからこそ、失敗のリスクを限りなく減らし、成功の可能性をグンっと高める必要があります。
そこで、これからくせ毛の女性が縮毛矯正をあててキレイになるためのポイントを3つご紹介します。
1.カウンセリングで伝えること
縮毛矯正とバッサリカットの前には、美容師さんとのカウンセリングをしっかりとすることが大切です。
特にこれらのことについて共有できると良いかと思います。
- 普段悩んでいることについて
- クセの気になる箇所、気になるタイミング
- ダメージが気になっている箇所
- 普段のお手入れの方法
- アイロンの使用の有無、温度、頻度
- ブローをするかどうか
- スタイリング剤を使用しているかどうか
- 髪の毛を結ぶことが多いかどうか
(髪の毛が長い場合)
- 縮毛矯正、カラー、パーマなどの頻度と履歴の有無
- 過去に縮毛矯正をしたときにはどうだったか
- ショートヘアにした事があるかどうか
(ショートヘアにしたい場合)
縮毛矯正をする前に、髪の状態や悩みやライフスタイルについて詳しく伝えることで、リスクは最小限に、効果は最大限な縮毛矯正をすることができます。
また、過去の履歴も伝えることで、その時の失敗は避けることができ、良かった一面は取り入れることができるので、その当時の経験を活かすことができます。
2.縮毛矯正をする前と後のダメージケア
ダメージの少ないキレイな髪の毛だと、縮毛矯正をキレイにあてやすくなります。
逆に、ダメージのある髪の毛だと、キレイな縮毛矯正をあてるための難易度が上がります。
ダメージの大きさと縮毛矯正の難易度は比例します。
なので、髪の毛をダメージさせないために、日々のシャンプーやトリートメントでのヘアケアや髪の毛の扱い方などを大切にしてください。
髪の毛をダメージさせない
- 髪質に合わせて、補修能力のあるシャンプートリートメントを使用することが大切
- お風呂上がりに髪の毛をタオルでポンポンと優しく拭く
- 髪の毛はすぐ乾かし、ドライヤーの温風を同じ箇所に当て続けない
- ブラッシングを行うなど、髪の毛を丁寧に扱う
3.髪の毛のセットをする
縮毛矯正後は、スタイリング剤を使うことで、縮毛矯正した髪の毛をよりキレイな髪型にセットすることができます。
縮毛矯正をすると、それだけで髪の毛にツヤがでます。
まとまりも良くなります。
縮毛矯正をする前とは打って変わって、自然と髪型がまとまるようになります。
なので、スタイリング剤を使わなくても良い・セットをしなくても良いという風に思われるかもしれません。
しかし、セットをすることでさらにより良くなります。
縮毛矯正をしてキレイになった髪質とまとまるようになった髪型。
セットをすることでさらにステキに周りの方々から憧れられるような髪型にしませんか。
セットの方法
- 寝癖がついていたら、根元を濡らしてから乾かす
- 髪の毛に適度なツヤと束感を出してくれるバーム、
もしくは、クリーム系のワックスをつける - 毛先だけにちょこっとつけるのではなく、髪の毛の内側から表面まで全体的に満遍なくつける
以上3つのことを気をつけることで、縮毛矯正をキレイにあてやすくなり、ステキな髪型にセットすることができるようになります。
ではここからは、すでに縮毛矯正をされている方がショートヘアにする場合、まだ縮毛矯正はしていないけどしようかと考えられている方が注意していただきたいことについて解説していきます。
ショートヘアと縮毛矯正における注意点
ショートヘアにするタイミングで、すでに縮毛矯正をあてた履歴がある場合は、バッサリと切ったときに毛先がシャキーンとなる可能性があります。
その場合、ショートヘアにしたときに髪型が崩れたり、変になる可能性があります。
また、毛先がシャキーンとしていると、髪の毛がダメージしてパサついている風に見せてしまうこともあリます。
それらのことを防ぐためにも、今すぐショートヘアにする予定ではなくても、今後ショートヘアにする可能性がある場合は、縮毛矯正をあてる前にその旨を美容師さんに伝えておくことが大切です。
なぜなら、縮毛矯正によってシャキーンとなった毛先は、髪の毛のコンディションと縮毛矯正のあたり具合によっては、縮毛矯正をあて直したとしても自然な丸みのある毛先に戻せないこともあるからです。
・「今はまだショートにしないから!」
・「ショートにするときに毛先が丸くなるように縮毛矯正をあててもらったらいいよね!」
という風に思わずに、先のことも見越して美容師さんに伝えていきましょう!
では、ショートヘアにしたときに毛先がシャキーンとなってしまった時にはどうしたら良いのでしょうか?
そのときの、対処法についても知っておいていただきたいです。
毛先がシャキーンとした場合の対処法
毛先がシャキーンとなってしまった場合は、このような方法で馴染ませることができます。
- サイドの髪の毛を全て耳にかけてわかりにくくする
- スタイリング剤をつけて誤魔化す
- アイロンをして毛先に丸みをつける
①、②はシャキーンとしている程度によって効果が得られる場合と得られない場合とありますが、シャキーン具合を選ばない方法は〝アイロンをして毛先に丸みをつける〟方法です。
毛先をアイロンで整えることで、確実に自然な丸みのあるショートヘアにすることができます。
ただし、毛先のみアイロンをする場合、熱によるダメージを与えてしまう可能性があるため、適切にアイロンを使用することが重要です。
毎日アイロンする場合の注意点
アイロンを使用する場合は、なるべく髪の毛に熱による負担をかけないように気をつけましょう。
- 温度は160度以下で、同じ箇所を何回もアイロンしないようにする
- 滑りの良いプレートや髪の毛への負担の少ないプレートのアイロンを使用する
- 髪の毛に水分の残った状態、髪の毛にオイルをつけてからアイロンをしない
これらのことに気をつけることでアイロンによるダメージを最小限に抑える事ができます。
縮毛矯正とショートヘアを合わせる場合には、適切にアイロンを使用してダメージを抑え、ステキな髪型を保てるようにしていきましょう。
【リアルなお客様】くせ毛女性におすすめの縮毛矯正×ショートヘアのスタイル
これから実際に担当させていただいたお客様のショートヘアのご紹介をさせていただきます。
どのお客様も〝クセがあるから〟という理由で諦めていたことが解決されたお客様です。
くせでうねる髪の毛をさらに短くショートヘアに
くせ毛だからこれ以上短くしない方がいいです。
と言われたのですが、やっぱりもう少し短くしたい。
そう言われていたお客様も縮毛矯正をあてることで、ムリと言われていたショートヘアにする事ができました。
アイロンをしないとまとまらない状態からアイロンをしなくてもツヤやかでまとまるキレイなショートヘアに大変身しました。
強いくせでショートヘアはムリ!と言われずっとロングヘアだったけど…
強いくせがあるから
ショートヘアはやめておいた方がいいです。と
短くすることを断られ続けてきた結果、ずっと変わり映えのしないロングヘアだったんです。
そう言われていたお客様も縮毛矯正をあてることで、諦めていたショートヘアにチャレンジすることができました。
くせが強いと、髪の毛を短く切るだけだとこのように広がってしまいます。
しかし、縮毛矯正をあてることで、ショートヘアを叶えることができるんです。
今回の仕上がりがあまりにも自然だったため、周りの方々からは、くせ毛で悩んでいたことを伝えると驚かれたんだそうです。
縮毛矯正をしても毛先がシャキーンとならなったショートヘア
いつも縮毛矯正をすると
毛先がシャキーンとなるんです。
そう言われていたお客様もクセの種類、強さ、髪の毛の状態に合わせて、適切に縮毛矯正をあてることで、自然な丸みのあるショートヘアにすることはできます。
実際に体感したお客様からはこのようなご感想をいただきました。
適切な施術をすることで、
自然な丸みのある縮毛矯正にすることはできます。
※髪の毛の状態によっては、
すでにシャキーンとなっている状態を
改善できない場合もあります。
だからこそ、そうならないようにすることが大切です。
上記のお客様は、縮毛矯正をあてることで理想のショートヘアを叶えました。
縮毛矯正をしたときに感じていたこのようなマイナスな一面も解決することや未然に防ぐことができました。
- 毛先がシャキーンと不自然なほど真っすぐになる
- ペタンコになりすぎる
- ショートヘアとの相性が悪くて変な髪型になる
- ダメージでバサバサになる
- いつも同じ髪型になる
そして、くせ毛がストレートヘアになることでツヤのあるキレイな髪質になりました。
髪の毛のまとまりが良くなるので、これからは夜と朝にする髪の毛の
お手入れとセットが楽になります。
最後に、今回の記事のまとめをお伝えします。
まとめ
くせ毛で悩む女性にとって、ショートヘアと縮毛矯正はおすすめの組み合わせです。
なぜなら、ショートヘアは、縮毛矯正によってスタイリングが楽になり、手入れもしやすくなります。
また、くせ毛のボリュームを抑えることができるので、軽やかな髪型にすることもできます。
縮毛矯正をすることで、髪の毛のまとまりがよくなり、扱いやすくなるため、できる髪型とスタイリングの幅がグンッと広がります。
ただし、縮毛矯正にはデメリットも存在します。
※そのことについてはこちらをご覧ください↓
縮毛矯正の失敗や髪の毛へのダメージを避けるためには、信頼できる美容師さんを見つけ、カウンセリングで美容師さんとしっかりとコミュニケーションをとることが重要です。
カウンセリングで希望や悩みやライフスタイル、過去の履歴などについて伝えることで、縮毛矯正のリスクは最大限に減らせます。
また、適切なヘアケアやセットを行うことで、ダメージは最小限にステキ度は最大限に引き出すことができます。
自宅でのヘアケアやセットの有無によって、髪型の仕上がりも大きく変わるため、ぜひチャレンジしてみていただきたいです。
今回の記事でご紹介したお客様のビフォーアフターのように、くせ毛で悩んでいても、ショートヘアと縮毛矯正でイメチェンできます。
今までとは違った新たな髪型にすることで、周りの方からの印象も自分の気持ちも大きく変わります。
ショートヘアと縮毛矯正の組み合わせは、今まで気づけていなかった自分の隠れていた魅力を引き出すキッカケとなります。
今回の記事を通して、髪型を楽しめる方が増えたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
こちらの記事では、くせ毛のことについて徹底的に解説しています。
髪の毛の量にも悩まれている方はこちらの記事で解説しています。
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